つい言いがちで、実は逆効果な言葉——その理由と、言いかえのヒント
サポーターをしていると、良かれと思って言った言葉が、かえって相手を追い込んでしまうことがあります。悪気はまったくなくても、です。ここではつい言いがちで、実は逆効果になりやすい言葉を、理由と言いかえのセットで紹介します。責めるためではなく、知っておくと安心して見守れるからです。
「がんばって」
いちばん多い言葉ですが、引きこもりやうつの状態にある方は、すでに十分すぎるほどがんばっています。「がんばって」は、「今のあなたでは足りない」と聞こえてしまうことがあります。
言いかえ:「今のままで十分です。」「ここまで来られただけで、すごいことだと思います。」
「みんなもやっている」「普通は◯◯」
比べる言葉は、いちばん避けたいものです。「自分は普通じゃない」という気持ちを強めてしまいます。3つの約束の「比べない」は、ここに効いてきます。
言いかえ:比較をやめて、その人の一歩だけを見ます。「あなたが今日できたこと」をそのまま受けとめましょう。
「早く」「いつまで」「そろそろ」
時間で急かす言葉です。本人がいちばん「このままじゃいけない」と分かっているからこそ、焦りを重ねるだけになります。3つの約束の「急かさない」です。
言いかえ:「焦らなくて大丈夫です。」「あなたのペースで、いきましょう。」
「気の持ちよう」「考えすぎ」
つらさを軽く扱う言葉は、「分かってもらえない」という孤立感につながります。うつや引きこもりは気合いで解決するものではありません。
言いかえ:解決しようとせず、まず受けとめます。「そう感じているんですね。」「話してくれて、ありがとうございます。」
もし言ってしまっても、大丈夫
完璧なサポーターはいません。もし「言わない方がよかったかな」と思う言葉を送ってしまっても、それで全部が台無しになるわけではありません。見守りつづけているという事実の方が、ずっと大きく伝わります。気づいたら、次から少し変えればいい。それだけです。
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※ 本ガイドは一般的な情報であり、医療・治療を目的としたものではありません。専門的な対応が必要と感じたら運営にご相談ください。
よくある質問
Q.なぜ「がんばって」は避けた方がいいのですか?
A.引きこもりやうつの状態にある方は、すでに十分がんばっていることが多く、『がんばって』が『今のあなたでは足りない』と聞こえてしまうことがあるためです。『今のままで十分です』のような言いかえがおすすめです。
Q.逆効果な言葉を言ってしまいました。どうすればいいですか?
A.一度の言葉で全部が台無しになるわけではありません。見守りつづけているという事実の方が大きく伝わります。気づいたら次から少し変えれば大丈夫です。
